2012年12月15日土曜日

生活の一部がそのまま作品に〜森山千絵 en木の実展


ワタリウムの坂口恭平の展覧会を見に行ったら、入り口に多くの花束が。

坂口恭平の支援者って、こんなにいるんだ・・・と思ってよく見たら、坂口の名前はなく、耳慣れない、森本千絵、という名前が。

館内に入り、坂口恭平の展覧会を見終わり、いつもの通り、併設のショップをブラブラしようと思ったら、いつもと様子が違う。

何やら、古い写真や品々が並び、さながら、古道具屋のような雰囲気。どうやら、これが、あの花束を贈られた森本千絵という人物の展示品らしい。

寡聞にも、森本の名前は知らなかったが、展示品をみるうちに、知らず知らず、テレビで彼女の作品を目にしていたことに気がついた。

展示品は、森本の幼い頃からの写真、思い出の品々、旅先で収集したもの、手紙などなど。それらが、”縁という木”の木の実、ということなのだろう。

最近の森本の作品に関する企画書なども展示され、そうしたこれまで森本が出会ったことのすべてが、それらの作品に反映されている、ということを表している。

それにしても、これだけの品々を、よくぞ大事に残してるなあ、よっぽど大きな家に住んでいるのかなあ、などど、余計なことを考えてしまった。

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