美術・芸術関連の展覧会に行った時の感想をアップします。もし興味があったら、ご覧ください。My comments to the art exhibitions in Japan.
2012年1月2日月曜日
広重 東海道五十三次 サントリー美術館 Hiroshige's Fifty-three stations of Tokaido, Santory Museum of Art
江戸時代末期の絵師、武士の家に生まれたという珍しい経歴を持つ歌川広重は、1830年頃に、東海道の53の宿場町を舞台に浮世絵を作成し、大きな成功を収めた。その後、何度も同じシリーズで作品を発表した。
サントリー美術館で行われた展覧会では、そのうちの2つの版を展示していた。
広重自身が取材したのか、他に企画した人物がいたのかどうかでは私にはわからないが、それぞれの宿場町について、ワンパターンにならず、いろいろな場面や風景を描いていることに、改めて感心させられた。
しかも、広重は、その生涯におよそ20シリーズも作成していたというから、さらに驚かされる。
そして、もう一つの楽しみは、現在のその土地の風景とのギャップを楽しむこと。その余りにもの変わり用に、この国をおおいつくした近代化の歴史について、改めて考えさせられる。
品川は、左手に海が描かれ、右側に宿が建ち並ぶ街道が続いている。川崎は、浜辺につくらた小さな漁村。小田原は、山裾に、小さな集落が描かれている。
広重の東海道五十三次を手に、現在の東海道を旅する。これほど、贅沢な旅は、他にないのではないだろうか。
Hiroshige Utagawa, the painter of Fifty-three stations of Tokaido, was born in a samurai family and become a painter. He published the work at around 1830s and got big hit. He drew approximately 20 series of Tokaido in his life.
It measn he painted around 1,000 paintings for 50 stations of Tokaido by different ways. He is one of greatest painter of landscape in Japan.
The city which Hiroshige drew has been changed so much in around 300 years. I can not guess which paintings is which city only by seeing.
I want to travel through Tokaido with the paintings by Hiroshige.
サントリー美術館の展覧会のページ
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