Bunkamura ザ/ミュージアムで、フェルメールからのラブレター展が開催された。
フェルメールの手紙にまつわる3作品、<手紙を書く女と召使い><手紙を読む青衣の女><手紙を書く女>が一度に見られる、貴重な機会だった。
同時に、ヤン・ステーン、デ・ホーホ、ダウらの作品も多数展示され、フェルメールの作品と比較できたのが良かった。
フェルメールの3作品は、いずれも室内で、光が左から入り込んでいるという構図。壁に絵や地図がかかっており、人物がいて、机の上にちょっとした小物が置かれてる。
フェルメールは、明らかに、光を中心にそれぞれの絵画を描いている。人物や背景の物との延長線が、光の線を表しているように見える。絵を見る人の視線が、光が入ってくる左側に集中するように描いている。
また、他の画家と比べて明らかに違う点は、そのシンプルな構成にある。他の画家達は、風俗画として当然のことだが、画家の眼に映るすべてのものを描こうとしている。絵の中には、人物や物など、実に多くのオブジェクトが書き込まれている。
フェルメールは、絵の中の構成要素を、彼が描きたいことを最大限に効果的に表現するために、最小限に絞り込んでいる。
フェルメールが、日本人の好まれる原因は、印象派と同様な光の使い方と、そのシンプルな構成にあるのだろう。
Three Vermeer's paintings were exhibited at Bunkamura Museum. All are related to letters.
Another paintings by Dutch painters lived in 17th century also were displayed. I could compare them with Vermeer's.
Vermeer seemed to aim to express light's effect in his works. Vermeer's works are like impressionist's works.
Vermeer painted minimum objects in his works to effect his aim maximum. It made his works simpleness.
Japanese peoples like Vermeer so much. I guess the reason are his way of painting like I described.
フェルメールからのラブレター展の特設ページ
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