2012年1月2日月曜日

歌川国芳展 森アーツセンターギャラリー Kuniyoshi Mori Aty Center Gallery


国芳ほど、ダイナミックな絵を描いた浮世絵師は他にいないだろう。北斎もダイナミックだが、北斎にはまだ計算されつくした面があるが、国芳の絵は、何かを突き破ってしまった、という感じを受ける。

大きな魚、怪物などが、画面いっぱいに描かれ、その周りに、小さく、それを退治あるいは捉えようとする人間が描かれる。国芳の典型的なパターンだ。

人間の体を組み合わせて、人の顔を描くという、独創的なアイディア。

西洋絵画の技法を使って、多くの風景画を描いている。その絵は、広重の風景画とは、全く違う世界が描かれている。

東海道五十三次のパロディだろうか。その全ての地名をダジャレにして、猫を描いている絵がある。日本橋は、二本のカツオブシをネコが食べようとている。ニホン(カツオ)ブシということだろう。

すべての宿場町の名前に、ダジャレとネコを描いている。そのウィットに飛んだアイディア、発想には、ただただ感心させられた。

Kuniyoshi Utagawa drew dramatic and dynamic paintings at Edo period. His paintings is similar to Hokusai. But Kuniyoshi is more crazy than Hokusai.

He drew animals and ghosts so big in his paintings. He drew a human's face composed by many human bodies. These composition is very unique.

He likes cats so much and painted menu cat's paintings. He also created a parody painting of Fifty-three stations of Tokaido, a very famous Hiroshige's work by drawing 53 cats.

歌川国芳展の特設ページ

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