会場の入り口にあった展示会の名称も、オトニエルの作品。
会場は、撮影が可能。日本では珍しい。海外では、ほとんど撮影可能な国もあるので、日本でも、もっとそうなるとよい。
「涙(Lagrimas)」
「涙(Lagrimas)」の一部。
松本零士の銀河鉄道999の中で、涙がクリスタルになるという美しい女性の登場人物がいた。
涙の理由にはいろいろある。それぞれの涙をよくみてみると、この作品のように、いろいろなものが見えてくるのかもしれない。
「自律する大きな結び目(Le Grand Noeud Autoporte)」
「 黒い心、赤い涙(Black Hart, Red Tears)」
色彩と、感情が、美しいハーモニーを奏でている。この作品自体が、音楽の楽譜のようだ、
「ルアー(Les Leurres)」
「乳首の絵画Ⅰ(Tits Paintings I)」
男性という性からみた、女性という存在を、象徴するような、奥深い作品。
「ハピネス ダイアリー(Diary of Happiness)」
日本の”そろばん”みたい。毎日の自分の気持ちを、ガラスの位置で表しているのだろうか?こんな日記なら、誰でも、毎日、忘れずに記せそうな気がする。
その日記を、あとで見返してみると、音楽が流れているようにみえるだろう。
「リングと乳首(Rings and Tits)」
「 ラカンの結び目(Le Noeud de Lacan)」
ラカンって、あの心理学者のこと?「自律する結び目」という作品もそうだが、オトニエルは、結び目と、心理的なものを結びつけて考えているようだ。
「 ラカンの大きな結び目(La Grand Double Noeud de Lacan)」
それにしても、沢山の人が鑑賞していてビックリ。原美術館で、これほど多くの人を見たのは初めてだった。
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